信州の宝物『カラマツ』とは?

長野県は森林資源が豊富な場所です。
特に、小諸・佐久地方は長野県を代表する良質なカラマツの産地です。
長野県の人工林のうち55%はカラマツで、カラマツといえば、
信州カラマツと言われるくらいに長野県はカラマツのイメージが定着しています。
寒冷な気候でも生育することができ、日本の固有種であり、長野県の大切な財産です。
カラマツの特徴はくっきりした木目と美しい艶です。
内装材や建具・家具の他、その耐久性から外装材としても使われています。
経年変化によって、飴色に変化するのでまた違った落ち着きのある表情を見せる木でもあります。
もう一つの特徴は、その高い強度です。
寒冷で降雪の多い厳しい環境に耐えられるように進化してきたため、硬くて粘り強い材質となっています。
この強度がある一方で、ねじれながら成長するという特徴があり、
木材として使うときには乾燥をしっかりしないと曲がったり反ったりしやすいという性質があります。
このねじれも、近年では乾燥技術や製材・木取の方法によって、問題なく利用できるようになりました。

『カラマツ』へのこだわり

同じ樹木でも同じ木目や色を持つ樹木は存在しないように、
お客様のライフスタイルもさまざまです。
カラマツが持つ風合いと特徴を生かしたデザインが佐久地方の住宅に求められています。
自然素材を利用したオーダーメイドの家具・建具が健康的な住環境に最も適しております。
地元の職人が佐久地方の木材で徹底的に追求した
世界に1つだけの家づくり、家具、建具を製作しています。

施工例
(H様)畳ベット、内装

和室から浴室へのリフォームにあたり、お客様の御希望で壁の羽目板、床のフローリング、そして畳ベッドに至るまで唐松を使わせて頂きました。
これから長い年月を掛け、部屋全体での経年変化をお楽しみ頂けると思います。

(F様)ラーチタイル、デスク、建具

床一面に弊社のオリジナル製品であるラーチタイルを市松模様に張り、サイズ違いのラーチタイルを建具にも用いることで、色合いも含め、統一感のあるものになりました。
さらにデスクの天板にも唐松の無垢材を使ったフルコーディネートの一部屋です。

(N様)ダイニングテーブル

天板の大きさが約2m×1mとあまり目にすることがない大きめなサイズのダイニングテーブル。家族全員でゆったりと食事をとることができます。
機能面としては、日常的に使うものなどを置いておけるように天板下に一段格子の棚を付けています。

(Y様)ダイニングテーブル、建具

南佐久郡北相木村の樹齢80年近い唐松を使い製作した、弊社で最初のダイニングテーブルになります。
天板は柾目、板目の板を交互に接ぎ合わせ、唐松の木目も楽しめる一脚となっています。

(S様) 本棚 

無垢材や羽目板を適材適所で使い分け、製作した本棚。
小さめなサイズながらもカラマツの色合いを生かした製品となりました。

マイホームサービス建具

この道40年以上のベテラン建具職人がユーモアたっぷりの建具と欄間を製作しました。
弊社から見た“浅間山”だそうです。

(H様)リビングベンチ

唐松柄の彫刻を施したリビングベンチです。単調にならないように、一つ一つの大きさを変え、さらにランダムに配置することによって存在感のあるものに仕上がりました。